概要
輸血部では輸血に必要な血液型判定、交差適合試験などの検査を行うとともに安全な輸血の実施を目的に輸血業務の一元管理をしています。
医師1名、臨床検査技師3名、看護師、薬剤師1名のスタッフで構成され、夜間・休日も検査技術課の協力のもと、Dr.ヘリの就航による救命救急センターにおける大量輸血事例などに、24時間体制で救急医療に対応しています。
また、日本輸血・細胞治療学会のI&A認定を取得し、関係各部署と連携してさらに安全かつ適正な輸血医療の実践に取り組んでいます。
主な業務内容
- 輸血関連検査(血液型検査、交差適合試験、不規則抗体検査など)
- 日赤血受注・供給・管理(赤血球、血小板、新鮮凍結血漿など)
- 自己血の採取・管理
- 造血幹細胞移植関連業務(末梢血幹細胞の採取・保管と臍帯血の保管)
- 輸血副作用調査、輸血後感染症検査などのデータ・検体の管理
- 輸血療法委員会の開催
<全自動輸血検査機器>
<血液製剤用冷蔵庫・冷凍庫>
血液内科の造血幹細胞移植件数の増加に伴い血液使用量も増加していますが、各診療科の協力を得て廃棄率の低減に努めています。
輸血使用量(期間2016.3~2017.3)
輸血部スタッフ紹介
- 輸血認定医 2名
- 輸血認定臨床検査技師 2名
- アフェレーシス認定看護師 1名