院内がん登録
当院では2007年より「がん診療連携拠点病院 院内がん登録標準登録様式」に基づき、入院・外来症例を問わず、現在全ての悪性新生物及び頭蓋内の良性及び良悪性不詳の腫瘍について、当院で診断・治療を行ったすべてのがん患者さんについての診断・治療・予後に関する情報を集め、登録を行っています。
登録された情報は、当院におけるがん診療の実態を把握し、がん診療の質の向上と患者さんへの支援を目的として、次の諸活動を行っています。
- がん患者さんの受領状況の把握
- 院内がん患者さんの生存率の計測
- 診療活動の支援、研修、教育のための資料提供
- がんに関する医療活動の評価(統計)の資料提供
- 地域がん登録への情報提供
- 国立がんセンターがん対策情報センターへの情報提供
院内がん登録統計
統計対象期間
- 2013年診断:2013年1月1日~2013年12月31日
- 2014年診断:2014年1月1日~2014年12月31日
統計対象症例
上記期間に当院でがんと診断された症例、及び他施設で診断後当院を受診した症例
- 当院でがんと診断のみされた症例(診断後他施設に紹介した場合)
- 当院でがんと診断され、当院で初回治療が開始された症例
- 他施設でがんと診断され、当院で初回治療が開始された症例
- 他施設で治療開始後の症例(治療の継続等で紹介された場合)、または再発の症例
- その他症例(セカンドオピニオンなど)
統計表の項目説明
1.部位別登録件数
- 院内がん登録における原発部位別(臓器別)件数
- 上記【集計対象症例】に該当する全症例
- 1腫瘍1登録(患者さんや入院毎ではなく、腫瘍ごとの登録)
2.部位別登録割合
- 上記 1.部位別登録件数に基づいた、男性・女性・全体(男女合計)における各部位別登録件数の割合
3.【5大がん】UICC-TNM分類 治療前ステージ・部位別ステージ別治療法
・日本人に多いとされる主要5部位(胃・大腸・肺・乳・肝)について集計
・自施設初回治療症例
集計対象症例のうち当院においてがんの初回治療に関する決定がされ、初回治療の全部あるいは一部が実施された症例
□当院でがんと診断され、当院で初回治療が開始された症例
□他施設でがんと診断され、当院で初回治療が開始された症例
※当院において診断のみされた症例、他施設で治療開始後の症例、その他症例(セカンドオピニオンなど)を含まない
・治療前ステージ
UICC(国際対がん連合)の定める病期分類方法に基づき、何らかの治療が行われる以前に診断されたステージ
がんの進行度を0期~Ⅳ期に分類し、ローマ数字が小さいほど早期のがんを表す
がん登録データ数の一覧表
個人情報の取扱いについて
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