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呼吸器看護外来

概要

COPDをはじめ間質性肺炎、気管支拡張症、肺結核後遺症、喘息等の呼吸器疾患の方を対象としています(肺癌は除きます)。呼吸苦を抱えながら、その人がその人らしく、より体調の良い時間を長く在宅で暮らすためにはどのようにすればいいかを一緒に考えさせていただく外来です。

診療内容

  • 日常生活での、呼吸苦軽減の工夫と管理
  • 増悪の予防と定期外受診のタイミング
  • リハビリテーションの方法と継続
  • 食事の食べ方と、栄養療法
  • 在宅酸素療法(HOT)の継続と管理
  • 非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)の継続と管理
  • 精神的援助
  • 家族支援 等

呼吸器看護外来受診方法

完全予約制です。 医師の指示が必要になります。担当の呼吸器内科医師か内科外来看護師にご相談下さい。

日時

内科外来 毎週木曜日 13:30~16:00(1人30分)

患者さんへ ~臨床データの研究利用に関するお願い~

「看護外来における早期慢性閉塞性肺疾患患者に対するプロトコルに基づいた療養支援」の臨床データの研究利用に関するお願い

研究の概要・背景

慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)は、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することで生じる肺の炎症性疾患です。世界におけるCOPD有病率は約10%と高く、2004年に死亡原因の第4位を占め、2030年までに第3位の死亡原因になると予測されています。(WHO,2008)COPDは、徐々に進行する病状と共に、風邪等をきっかけに増悪を起こすことがあり、これが原因で肺機能の更なる低下を起こします。増悪を起こす回数の減少や、重症になる前の対策が必要で、患者さん自身が増悪の予防・対応策、自己管理の方法を知っておくことが大切です。  COPD患者の教育プログラムに関する研究の動向では、COPD重症度に応じて内容を変える必要性があり、教育による効果は極めて重要と考えられていますが、患者教育が改善にどの程度寄与するかはまだ明らかになっていません。 本研究は、看護師による早期COPD患者への療養支援内容をプロトコルとして明示し、その有用性を検証します。予防的介入の有効性が認められれば、呼吸ケア領域のチーム医療における看護職の専門性の確立の一助となり、支援が必要な患者さん・ご家族のケアに早期から対応できると考えられます。研究の結果は、学会や医学論文として発表いたします。

試料・情報の利用目的・方法・対象者・期間(他機関への提供を含む)

 対象者は、当院(他施設でも研究協力あり)を受診するCOPD患者で、以下の条件を満たす方とします。①酸素導入前のⅠ~Ⅲ期COPD患者、②研究参加への本人の同意と意思がある、③研究協力病院に1~2ヶ月間隔でかつ6ヵ月以上の外来通院が見込まれる、④自記式質問用紙に記入できる方です。
 研究対象者は、2群(即時療養支援実施群、後追い療養支援群)に分けられプロトコルに沿った療養支援を受けます。即時療養支援群は、通常外来に加え看護外来での療養支援を4ヶ月間に3回(初回、初回を基準にして2ヵ月後・4ヵ月後)受けます。後追い療養支援群は、4ヶ月は通常の外来受診のみとし、その後に続く4ヶ月は即時介入支援群と同様です。
 看護支援は、原則として同じ看護師が継続し、プライバシーが守られ、面談の負担がない環境とします。
 研究期間は、2017年8月~2019年3月頃です。

データ利用のお願いと申し出について

これらの臨床データは通常の診療で過去に記録されたもので、患者さんに新たな負担はありません。また、個人を特定できるような状態でデータを使用することはありません。本研究の目的と、臨床データ利用に関するご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 なお、本研究に関するさらなる説明をご希望の方、また、本研究において臨床データの利用を希望されない方は下記問い合わせ窓口にご連絡ください。研究不参加を申し出られたとしても、患者さんが不利益を受けることは一切ありません。

【お問い合わせ先】
長岡赤十字病院 6A病棟
担当:慢性呼吸器疾患看護認定看護師 結城ちかこ
〒940-2085 新潟県長岡市千秋2-297-1
電話:0258-28-3600(代) FAX:0258-28-9000(代)

【研究代表者】
日本赤十字看護大学 成人看護学准教授 田中孝美 
〒150‐0012 東京都渋谷区広尾4‐1‐3 
電話:03‐3409‐0170  メールアドレス t-tanaka@redcross.ac.jp

 

印が休診日、印が午前のみ診療です。

             
             
             
             
             
             
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